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008 伝達(団蔵、年齢+5)

いつも配達にくる馬借の加藤さん。今日は荷物と一緒に一枚の紙を持ってきた。「あの、これ、頼んで無いんですけど」そう尋ねても何も答えず、帰ってしまった。いつもあげているにんじんと世間話も忘れて。 その次の日も、そのまた次の日も。加藤さんは荷物と一緒に一枚の紙を持って来た。 それがある日、ピタリと止んだ。しかし、加藤さんは紙をもらう前みたいに気さくに話してはくれなかった。にんじんも受け取ってくれなかった...

007 空 (トリップ、仙蔵※病み気味)

全部捨てようとした。好きなもの、仲間、家族全て、全てだ。自分の命と一緒に。でも、出来なかった。自分の命だけは。最低だ最低だ最低だ。最低だ。私は最低な人間だ。最愛の人をも捨て自分はのうのうと別の世で生きている。これは天罰なのか。生きながら悔いろと。私が捨てたものから与えられた天罰なのか。ふと空を見上げた。私が生きた時代とまるで変わらない空をこの時代も描いていた。...

006 帰り道(室町、久々知)

「久々知くん、心配しなくても一人で帰れるよ?」「いえ、駄目です。この時間帯は盗賊が多く出没するので。」見晴らしのいい川べり。確かに左は山で、盗賊が隠れるのに丁度いい場所になっている。「これでも私、忍者の先生なんですけど。」「"実習中"が抜けてますよ。」「かわいくないやつー」「男なので結構です。」冷静を保とうとするけど、少し赤くなって抗議する久々知くん。そこが昔から変わらないかわいい所だよと褒めている...

005 月(左門夢のヒロイン、しんべえ)

「あっ、まん丸お月様発見。 ほんと、いつ見てもお団子に見えるなあ。 いや、お煎餅、おはぎ、おまんじゅうも捨てがたい。」 ぐう「いーや。 はんぺん、ボーロ、バームクーヘンも捨てがたいですよ、先輩。」「むっ、君の実家は堺の貿易商。 南蛮物を持ってくるとは卑怯な・・・ みかん、メロン、あんぱんなんてものもあるわよ。」「ホットケーキ!」「お好み焼き!!」「スイカ!!!」「いよかん!!!!」「ホールケーキ!...

004 手裏剣(雑渡昆奈門)

「いやっ・・・ここから出して・・・お願い!」叫んでも、泣いても、助けを呼んでも。何も変わらない事は分かっている。「誰か・・・助けて。」ほんのわずかでも希望を持たなければ私が私で無くなる気がした。「君、ここから出たいのかい?」月明かりの無い漆黒の闇にあなたは現れた。「だれ?」「誰だっていい。出たいのか、出たくないのか。」「出たい、です・・・」「そう」暗闇でよく見えなかったけど、優しく笑った気がした。...

Appendix

プロフィール

ほしの

Author:ほしの
血・星:獅子座のB型。
     はい、完全なる会計委員ですね。
でも10キロそろばんなんて持てない…

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